歯医者での治療は痛くて苦手。そのような理由で治療をためらっている患者さまを一人でも多く救いたいとの思いから、当院では痛みの少ない治療に取り組んでいます。
治療中の痛みを軽減するために使用する麻酔ですが、そもそもこの麻酔注射自体が痛くて苦手と思われる方は少なくありません。そこで当院では、麻酔注射の痛みを軽減するよう工夫しています。
例えば、麻酔注射を打つ前には歯ぐきに塗るタイプの表面麻酔を使用。あらかじめ歯ぐきに麻酔をかけておくことで注射の針を刺す時の痛みを和らげます。また、注射針は細ければ細いほど、痛みを感じにくくできるため、私どもは極細の注射針を採用しています。
さらに、麻酔液を少量ずつゆっくりと注入することで、患者さまのお体への刺激を軽減。この手動での注入速度の調節テクニックは、熟練した歯科医師だけがなせる技です。当院の院長は、28年以上(※)の経験を積み重ねてきているために、このような痛みの少ない治療を実現できるのです。
※2020年現在
歯は削れば削るほど脆くなり、虫歯再発のリスクが高まります。そのため、患者さまの歯を長持ちさせるためには、なるべく歯を削らない方がよいのです。
そこで、当院では虫歯に侵されていない健康な組織をなるべく削らず、虫歯の部分だけを削る「MI治療(ミニマルインターベンション)」に取り組んでいます。
歯を削るときは拡大鏡と呼ばれる、歯科用のルーペを使用。拡大鏡は歯を拡大して見ることができるため、精密な治療が可能です。また、誤って歯を削り過ぎることも防げます。
「う蝕検知液」と呼ばれる、虫歯に侵された部分だけを識別できる薬剤を使用。虫歯の部分を明確化してから歯を削るため、誤って健康な組織を削り過ぎることがありません。
虫歯をレーザーで検知し、数値化して診断する装置「ダイアグノデント」を使用。この装置を使うことで、肉眼で見えにくい部分にある虫歯も確認できます。また、歯にレーザーを当てるだけの検査なので、歯を傷つける心配もありません。
虫歯を削った部分は、健康な組織を削る量が少なくてすむよう、歯科用のプラスチックである「コンポジットレジン」を詰めて修復する治療を行います。レジンは白い素材なので、口の中で目立たず、金属アレルギーの心配もありません。
患者さまの歯を少しでも長持ちさせるために、こうしたさまざまな工夫をすることで、なるべく削らない治療に取り組んでおります。
当院では、虫歯が進行してしまった歯はあえて虫歯の部分は削らずに残し、虫歯菌を無菌化できる薬剤を使用することで、できるだけ神経を抜かない治療をしています。
なぜなら、虫歯が進行して深くなると歯を削る量が増えるため、虫歯の部分を取り除けても、神経を露出させ傷つけてしまうことがあるためです。
神経が露出し傷ついた場合は、抜髄(ばつずい)と呼ばれる神経を取る治療をすることになります。しかし、神経を取ってしまうと歯が脆くなるだけでなく、その後の治療が大掛かりになり、来院回数が増えて治療期間も延びる上に費用もかさんでしまいます。
したがって、歯の神経を残すことができれば、結果的に患者さまの時間的・金銭的な負担を軽減することが可能です。また、歯の神経を取らなくてすむため、治療中の痛みも軽減できます。
このような理由から、私どもはなるべく神経を取らない治療に取り組んでいます。薬剤を使って虫歯を無菌化する治療法は、神経を取らなくてよいことに加え、虫歯の再発防止も可能。患者さまの歯ができるだけ長持ちするようにと考え、こうした治療法を採用しております。
検査器具やレントゲンで、虫歯の進行度合いを調べます。
虫歯がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
虫歯の病巣を取り除きます。歯の神経まで虫歯が達している場合は、神経の治療も行います。
虫歯の進行度合いや大きさに応じて、詰め物や被せ物を装着します。
虫歯を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | 〇 | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △ | × |
午前:9:15~13:00
午後:14:30~18:30
△:14:30~16:00
休診日:木曜・日曜・祝日
※祝日がある週の木曜は診療しております